耶馬渓の競秀峰・青の洞門に行ってきました。
- 標高:陣の岩付近150m
- 距離:約4km
- 時間:約3時間
- 難易度:★★(鎖渡などの崖っぷちは怖いです。ただし鎖を掴んで慎重に歩けば大丈夫でした。)
山行ダイジェスト動画はこちら。



競秀峰とは?

大分県中津市にある「競秀峰」(きょうしゅうほう)
巨大な奇岩群が見事な、福沢諭吉も愛した耶馬渓を代表する名勝です。
福沢諭吉は競秀峰を守るため私財と投じて一部を購入したそうです(読売新聞記事)
また、眼下の山国川沿いには「青の洞門」があります。

暴れ川とも呼ばれる山国川の人馬交通の難渋を救うために、禅海和尚が30年の月日を費やし342mのトンネルを彫り上げたそうです。
工事費用を捻出するために「人4文、牛馬は8文」の通行料を徴収した、日本初の有料道路でもあったそうです。
今は無料です。
競秀峰 山行イメージ・感想

登山コース

今回は、耶馬溪橋側の登山口(観光休憩所側)から登り、弘法寺側の登山口に下るルートで歩きます。
公共駐車場付近の登山口から登ることもできます。
簡略化したルートはこちら。

実際に歩いたYAMAPのルートマップはこちら。
【競秀峰探勝道】耶馬渓の競秀峰に行ってみた。絶景🤩と鎖渡😵【崖っプチ探検コース】 / Maxさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
山行イメージ

クルマは山国川沿いの駐車場に駐車します。
山国川両岸に公共駐車場があります。人道橋で行き来できます。
歩行者は、青の洞門の一部が通り抜けできないので、回り道して登山口に向かいます(2025年8月現在)

クルマは通行止めです(2025年8月現在)。駐車場は使えます。
通行止めの情報は、中津市や中津耶馬渓観光協会のホームページなどに掲載されています。

人も一部のトンネルは通り抜けできません。

登山口は「競秀峰めぐり」の案内があるのでわかりやすいです。

QRコードでPDFのマップをダウンロードできます。また、登山口横(観光休憩所)にきれいなトイレもあります。

登山道から進んでいくと、恵比寿岩の展望所などいくつもの見どころがあります。

妙見窟では、妙見堂・舞台・石仏を見れます。

岩から滲み出た水場がある清水洞。

三陣洞の中からみる景色も素晴らしい。

三陣洞を過ぎると、片側が崖っぷちのトラバース、スリル満点の鎖渡になります💦
怖いけどガッチリした鎖があるので、しっかり掴んで進めば大丈夫でした。
詳しくはYouTube動画で紹介していますので参考にしてみてください。

黒部渓谷の下ノ廊下のような、コの字にくり抜かれた登山道も歩きます💦

怖いのですが、断ち切れているのは片側だけ、鎖もあり、距離も長くないのが救いです。
難しくはないですが、転落したらケガでは済みません。
急登を登りきれば、陣の岩の展望台。360°パノラマ眺望が楽しめます🤩

ここにしかない景色だと思います。

眺望を楽しんだら、陣の岩から弘法寺方面に進み下山します。
下山後、青の洞門に寄ってみました。
禅海和尚が30年の月日をかけて村人のための彫り上げたトンネル。

一部保存された手掘りのトンネルや、明り取りなどの名残が残っています。
手彫りのトンネルまでは歩いていけます。
通行止めでは無い(2025年8月現在)

- 整備された登山道で、大迫力の自然の中を歩ける。
- 展望台・窟・洞など見どころたくさん。特に陣の岩は絶景。
- 鎖渡など崖っぷちは怖い。鎖をしっかり掴んで慎重に歩いた。
距離は短いけれど、内容の濃い充実した山行です。
まさに崖っプチ探検コースでした!
山行動画
ルートはこちらのヤマレコのホームページでも確認できます。
山行動画はこちら。

その他の山行動画
その他山行の模様を記録したYouTube動画もあります。よかったら見てください!
沢沿い歩きには、SALOMON X ULTRA PIONEER MID GORE-TEXなどの防水性能が高いトレッキングシューズがおすすめです。


最後までお読みいただきありがとうございました!
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